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炎の蔦 / Fire Vine

  • 執筆者の写真: 新美桂子
    新美桂子
  • 2022年9月23日
  • 読了時間: 2分

更新日:2022年9月24日

Evangelist fell into everlasting summer.

常夏に落ちた伝道師。


Creep along the ruins of a fire forefathers left.

先人の残した、その焼け跡にいざる。


Go down on his pedigrees,

ツルの脚を膝まづかせ、


reel a SEXTO Sense clues.

第六感の手ヅルをたぐり寄せる。


Smell of dry red earth with that intimate memories,

乾いた赤土の匂いが、密接な記憶と共に、


follow the vivid green family tree. .

鮮烈緑々の系図をたどる。


A clock gene beating at the roots,

時計遺伝子が根に脈打ち、


heated to a first-degree relative by sunshine.

太陽熱によって、一親等に達する。


Catch fire. Flare up the “coupling”.

着火。ぱっと燃え上がる“連結(発色現像)”


Grow up to be a fire “PSYCHE”.

炎の“プシケ(生命)”が成る。


Twined yellow chirping by canary around,

カナリアの黄色いさえずりに絡み付き、


Twanging “Circadian rhythm” .

“およそ一日(概日リズム)”をかき鳴らす。


Old buddy, mind your step.

同志よ、足元にご注意を。


The luminous body is blooming, scorching underfoot.

地に灼けつく、発光体の開花。



                                  

初演:2013年6月22日 銀座ヤマハホール 音楽大学フェスティバル・コンサートVol.4

演奏:横山和美(ソプラノ)、藤元高輝(ギター)

再演:2014年7月4日 杉並公会堂小ホール 太田真紀×山田岳(ソプラノ:太田真紀、ギター:山田岳)

再演:2015年2月10日 五反田文化センター音楽ホール 太田真紀×山田岳 with 百留敬雄(ソプラノ:太田真紀、ギター:山田岳)

再演:2017年8月9日 トーキョーコンサーツ・ラボ ソプラノ溝淵加奈枝×ギター藤元高輝

  “VOICE EXPERIENCE”(ソプラノ:溝淵加奈枝、ギター:藤元高輝)

再演:2018年12月2日 求道会館(東京) 伊左治直個展実行委員会 第三回 伊左治直 個展(ソプラノ:太田真希、ギター:藤元高輝)

作曲:伊左治直

 
 

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